2年「性教育」を実施しました!

本日、1・2校時に2年生を対象に「性教育」を実施しました。講師は、ここ数年本校を含め、県内各幼小中高校など多くのところで「命の授業」をされている助産師の「斎藤智孝(さいとう ちたか)先生」です。今年は感染症対策のため、学級ごとに時間を分け椅子の間隔をとって行いました。

私も何度か斎藤先生の講演を聞かせていただいたことがあり、お話ししていたら、「私も20年以上講演にまわっていますが、『長浜』は早くからご縁をいただいています」とのことでした。

いつもながら、パワフルで軽快な語り口で、1000人以上の出産の現場に立ち会ってこられた斎藤先生の言葉には、生徒たちの心に響く重みがあります。

〇命の誕生、今生きていることは奇跡(250兆分の1)

〇自分の言葉で相手に気持ちを伝えよう 〇相手の言葉にも耳を傾けよう
〇しっかり情報を見定め、自分で自分の命・体・心を守ろう

授業の後半では、「アサーション講座」として、相手からの言葉にどのように返すのか、3つのパターンでのロールプレイをしました。

斎藤先生は私にこんな話をされていました。「コロナ禍の現在ですが、その対応は『性』の問題と全く同じです。周囲の偏見や思い込みに流されず、正しい情報を知り、自分で正しい判断をし、自分で責任を持って行動することが大事。そのためには、惑わされない勉強や経験が必要です。生徒のみんなに、そんなことを感じてほしいと思っています・・・。」

短時間でしたが、自分の命・体・心について、しっかりと向き合う時間になりました。

「テスト1週間前」になりました!

昨日は、早朝からの豪雨のため始業を2時間遅らせ、3校時より通常の授業と部活動を行いました。登校後に、校区内の危険箇所について「アンケート調査」を実施しましたが、幸い大きく心配される所はありませんでした。しかし今後も、不安定な天候が予想されます。登下校時など、河川の増水や道路の冠水には、十分に気を付けてください。

今日から、期末テスト1週間前になり、部活動はありません。今年は、1学期の中間テストがないので、今回の期末テストのみになります。テストに向けた取り組みが、学校全体で進められています。

朝読書の時間は、生徒会学習委員会が作成した「復習プリント」に取り組んでいます。教科の各授業も、これまでの学習のまとめをしたり、新しい課題についてグループで話し合ったりと形は様々ですが、どの教室もテストに向けて意欲的に取り組む姿勢が見られます。

放課後は各学年で「質問教室」が開かれました。自分で課題に取り組みながら、わからないところを積極的に先生方にたずねています。希望制ですが、多くの生徒の皆さんが参加し、教室をのぞいただけで、やる気にあふれていました。継続的に取り組みを進めてほしいと願っています。

紹介が遅れましたが、7月7日の放課後、生徒会人権委員会が起点となって「花植えボランティア」を募ったところ、全校で30名以上が参加し、中庭に色とりどりの花を植えることができました。小雨の中でしたが、多くの参加者により花が整然と植えられ、よりよい学びの環境になりました。参加した皆さん、ありがとうございました。今後、水やりや草むしりなど、引き続きよろしくお願いします。

 

本日の登校時刻について

すでに長浜市教育委員会より「大雨による登校の待機について」連絡があり、本校よりメール配信もさせていただいておりますが、今後雨も小康状態になることから、本日の登校時刻は10時30分とし、3校時の授業より開始します。登校については、河川の増水等の恐れがありますので、危険な場所に近づかないよう、十分に気を付けてください。

「願い」をかける!

今日7月7日は七夕です。七夕と言えば、笹の葉に願い事を書いた五色の色鮮やかな短冊をつるすことが、古くから行われてきました。

1年に1回、天の川をわたって織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が出会える日としても有名です。

七夕の由来を調べてみますと、そもそも2人は結婚していたのですが、楽しくて仕事もせず遊ぶようになり、神様が怒って2人を天の川を挟んで引き離してしまったようです。しかし、哀れになった神様が1年に1回七夕の日だけ2人をあわせるようにしたところ、再び2人は頑張って仕事をするようになったという伝説です。

3年生のフロアーにあがる階段に、「星に願いを!」と3年生の皆さんの願いが短冊に書かれています。

「志望校受験に合格できますように」「健康に過ごせますように」「みんなと笑顔で卒業できますように」と様々です・・・。

 

今日も、学校周辺には朝から強い雨が降っています。残念ながら、今夜天の川をながめることは、できないかもしれません。

ここ数日、熊本地方を中心に北九州から全国的にかけて、豪雨による洪水や土砂崩れの被害が大きく出ています。日に日に多くの死者もみられ、だれもが命を守るために、早めの避難が求められます。

長浜市からも防災の連絡がきています。生徒の皆さんは、登下校の途中や帰宅後、大雨により周辺の道路の冠水や用水路の増水が予想されます。絶対にむやみに近づいたりせず、安全・安心を最優先にした行動をとるようにしてください。

「ヒマワリのように前向く~広島の大学生、弟に誓う」

本日付の読売新聞に以下のような記事が載っていました。(途中省略・一部要約)

「高校3年生の弟を亡くした広島市の大学4年、植木桃子さんは、市の追悼式に初めて参加した。2年前、2歳下の翔太朗さん(当時18歳)は自宅で土石流に流され亡くなった。現実が受け止められず、なるべく明るく振舞い、新しい友人から『きょうだい。おるん?』と聞かれても、弟を失ったかわいそうな子と思われたくないため『おらん』と答えてきた。今年3月、母が空き地となっている自宅跡に誘った。「明るく照らそう」と取り出したのはヒマワリの種。6月末、一緒にまいたヒマワリは、見事に20輪ほどの花を咲かせた。桃子さんは『悲しい思いを経験した自分だからこそ、誰かの役に立つことができるのでは』と口にするようになった。追悼式では『心の痛みを聞くことができる大人になるから』と弟に誓った・・・。」

記憶に新しい、広島・岡山・愛媛県など西日本地方14府県で多くの死者を出し、平成最悪の水害となった「西日本豪雨」からちょうど2年・・・。桃子さんの「願い」には、思いがこもっています。

七夕の日、短冊に込めた私の「願い」は、「〇〇できますように」という願いが叶うかどうかは、「〇〇になる」という実現に向けての、私自身の心の持ち方によって大きく変わるのかもしれません。

 

「トイレ改修」1期工事が完了しました!

4月より行っていた校内の「トイレ改修」ですが、1期工事が完了し、本日より使用が可能となりました。これまでは、上の写真のようなものでしたが、下のように明るく開放的で、使いやすものに改修されています。

改修により、トイレに入ると、人を感じて自動で照明・換気扇が作動します。手洗いは手をかざすと自動で水が出て、男子トイレも自動で水が流れます。今回から便座はすべて洋式のものになり、あたたかくシャワーも出て、すべてが快適になりました。

今まで水をまいていた掃除も、モップを使うなどやりやすくなりました。みんなで気持ちよく、使うようにしたいものです。

引き続き2期工事に入り、本館西側・北校舎東側などのトイレ改修が行われます。一部使用が制限されたり、廊下が狭くなっていますので、通行など十分気をつけてください。