県・市教育委員会「学ぶ力向上学校訪問」、校内研究「授業研究会」実施!

昨日午後、県・市教育委員会の「学ぶ力向上に関する学校訪問」を受けました。臨時休業中の5月にも一度訪問され、今回はその進捗状況などを報告させていただくとともに、授業参観・授業研究会を実施しました。

まず、5校時の2年A組の川瀬教諭の「数学科」の公開授業を参観していただきました。県教委の学ぶ力向上策をもとに、本校で取り組んでいる校内研究のテーマである「教える授業から学びのある授業を目指した実践的研究~「講義形式の授業スタイルからの脱却」と「ICTを効果的に活用した授業づくりの推進~」にスポットをあてた授業を行いました。

その後、本校の特色ある学力向上策である「ガップタイム」の取組について、全学級の様子を参観していただきました。

授業研究会では、公開授業について、参観した先生方で意見を出し合ったあと、教育委員会の先生方からご指導を受けました。

〇「読み解く力」の視点を踏まえた授業づくり(①必要な情報を取り出す②情報を比較し関連付けて整理する③自分なりに解決し知識を再構築する)の場面が具体的に示されていること

〇「まとめ・ふりかえり」を大切にした授業展開がされていること

〇「対話的な学びの場」が、ペア学習やグループ学習などを通じて作られていること

〇ICT活用が効果的で、目的に応じて活用されていること

などについて、評価をいただき、今後の方向性を考えさせていただきました。

公開授業の時間には、2年B組の北川教諭による「社会科」・1年A組の保﨑教諭による「保健体育科」の授業が並行して公開され、本校の先生方が3つの部会に分かれ授業を参観し、その後授業研究会を実施しました。いずれも、ICT活用や互いに自らの考えを確かめ合う、校内研究のテーマに則った授業づくりに取り組んでいます。

県や市教育委員会の先生は、生徒や先生方の様子を見ていただき、素直な感想をいただきました。「先生と生徒が一緒になって『あたたかい学校』ですね。」「生徒が明るく素直で、前向きに取り組んでいますね。」「先生が一体となって取り組まれ、『チーム東中』として、いきいきされていますね。」と、学校の取組に感心されていました。私も聞いていて、うれしくなりました。

引き続き「明るい笑顔にあふれ、元気なあいさつがこだまする学校づくり」を進めたいと思います。