「難」があるから「有難(ありがと)う」!

5月になりました。新型コロナウイルス感染症対応のため、長い臨時休業に入っていますが、社会全体がこれまで当たり前にあった日常を、どのように取り戻すか問われています。

「難」が「有る」から「有難う」ですね。苦しい時こそ、「ありがとう」ですね。

これは絵描きの「たけ」さんの作品で、東中学校の職員男子トイレに掲示されています。

同じような言葉を、お笑いタレントの「ゴルゴ松本」さんが、これまでも「命の授業」として活動されてきましたが、この緊急事態を受け、先月末より動画配信を始められました。

ゴルゴ松本さんは、

「難」いう字に「苦」「困」「災」という漢字を上につけると、「苦難」「困難」「災難」というマイナスの言葉になってしまう。人間はそれをさけようと「難」が無(な)い、「無難」な人生を歩もうとする。何にも取り組まず、そのままでいればよいと考えてしまう。しかし、実は人生には「難」が有(あ)ることも大事で、苦しい困難な状況を乗り越えたとき、「有(あ)り」・「難(かた)し」となり、あわせると「有難う(ありがとう)」といえる人生が生まれる。 と言われています。

東中の教職員は、この5月、この言葉のとおり臨時休業という「難」が続きますが、逆境の今こそ知恵を絞り、今できることにしっかりと力を合わせて取り組み、「ありがとう」といえる時を迎えたいと考えています!

明日8日は、分散登校日です。生徒の皆さんの一週間の頑張りの報告を受けながら、次へのステップへの時としたいと思います。元気に登校する姿を待っています。