男女兼用ブレザータイプの制服~令和4年度から~
本校の制服はこれまで、男子は詰め襟学生服上下(黒)、女子はスーツ(紺)に棒タイを付け、上着がブレザー、下はひだスカートを着用していました。しかし、多様な価値観を認めていくとともに、気候や体調管理を考慮した服装規定の在り方について見直す学校も全国的に多くなり、本校においても、制服の生地素材(機能性、ストレッチ性、季節に合った体温調整素材、洗濯可等)についてや購入金額などを見直し、令和4年度からブレザータイプの制服を導入しています。
【導入に至る経緯】
・令和3年7月に「制服についてのアンケート」を実施し、検討開始。
・アンケートを集計した結果、三者に共通しているのは、制服として必要だという条件に、「きちんとして見える」「温度調節がしやすい」「動きやすい(ストレッチ性)」「家で洗えて手入れが簡単」「丈夫で長持ちする」「値段が安くて経済的」の6つの点に関して、多くの回答をいただきました。また、女子生徒用スラックスについては、「必要である」の回答が過半数を超え、スラックスが導入された場合は着用(スカート併用を含む)すると75%の女子生徒が回答しました。
・アンケート結果を踏まえ、学校とPTA本部役員の皆様と協議しながら検討した結果、令和4年度より、本校の制服規定を次のように決めました。
〇これまでの標準服に、「男女兼用ブレザータイプ(濃紺)」を追加します。
上着は男女兼用ブレザー。下は上着と同色の男子体型スラックス、女子体型スラックス、スカート(20ひだ)
男女兼用ブレザータイプの各製品は、生地がウール15%でストレッチ性があり、自宅での洗濯が可能です。上着の男女兼用ブレザーは前ボタン2つで、左右付け替えができます。
男子体型スラックスと女子体型スラックスは、性別の体型に合わせてシルエットが少し違いますが、生地や仕様は同じです。スカートは上着のブレザーに似合うよう、ひだの数が20ひだになります。(現行のスーツのスカートは24ひだです。)
「ネクタイ」については、普段は着用を自由としますが、公式な式典等では全員が着用するようにします。
上着用の「前ボタン」は、左右に付け替えが自由になっています。

襟につける「襟章バッジ」

上着用の「前ボタン」
3つの★は、めざす生徒像「意欲・友愛・自律」を表します。Hは「東中のH」をデザイン化したものです。
導入から3年が経過し、現在ではほぼ全員が、ブレザータイプの制服を着用しています。